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自分でプロテクト その4

自分で自分を守ることについての4回目です。

今日は自然と同期することの重要性についてお届けします。


このHPのABOUT欄にも記載していますが、



人は、人となって500~700万年経ちますが、その99.99%を自然の中で生きてきました。※

長い年月を自然の中で暮らしてきた人の遺伝子には、自然対応用のプログラムが組み込まれています。そのような体を持っているにも関わらず、産業革命以降のたった200~300年で人工的な環境下で生活することになりました。このような急激な環境の変化に適応しきれず、知らず知らずのうちにストレスを抱えた状態になってしまうのも当然です。人間は本来、自然の中で生きることが自然なのです。

※国立大学法人千葉大学環境健康フィールド科学センター(自然セラピープロジェクト)「花と緑のパワー」より抜粋







そう、私たち個人はこの世で生活して数十年で、生まれた時から車はあったし、電車もあった。ビルもありましたね。だから、自然は特別なものという感覚がありませんか?

ありがたかったり、時に脅威だったりと。



けれど、生物としてはその歴史の99.99%を自然の中で暮らしてきたわけです。

身近も身近。身近なんて意識しなかったのではないでしょうか。当たり前すぎて。



人も自然の一部なのです。

自然の中に一定のリズムとサイクルがあるのと同じく、人間の中にもそれに呼応するリズムとサイクルがあるのですね。決して自然とは異なる人間独自のリズムやサイクルではありません。(ここでお伝えしているのは、人間が意識的に作るリズムやサイクルのことではなく、無意識の細胞レベルのリズムやサイクルのことです。)



ぜひ、自然のリズムやサイクルに自分を合わせてみるということにトライしてください。

自然とは、植物だけでなく、月の満ち欠け、潮の満ち引き、気圧の変化など全てのこと。

それらは様々複雑に影響しあって連動して動いているので、どこをとっかかりにしても

自然のサイクルに入っていくことが出来ます。



自分も大きな自然の一部ということを思い出して、そのリズムに乗っかってみる。



自然と自分を同期するのです。

できることから、そしてできるだけ、自然のリズムと一緒に生きるようにしてみましょう。

そうすると、なぜ自然環境を守らなくてはならないのかということについても

生活レベルで実感できるでしょう。本当は、自然や地球を守る、ではないのです。



自分たちが自然の法則を乱すことをしてしまったので、壊したものをきちんと直して

お返しするのです。そして自然の一部としてまたこの地球に存在することを許してもらう。



地球には自浄の力がありますので、長い年月をかけて自浄していくことでしょう。

あなたが地球だったとして、何を最初に片付けますか?もっと言うと。。。

何を一番最初に排除しますか?



そうならないために、自分たちの持っている知識や技術、科学の力を良い方向に使って、存在許可を得て、幸せに地球に住み続けさせてもらいたいですね。



さて、科学の力を良い方向に使って住み続けさせてもらいたいですね、なんて他人事みたいな言い方をしましたが、残念ながら私はその方面の能力を持ち合わせていなくて、

直接的に大きな貢献が出来ないのです。もっと一生懸命勉強して地球レベルで役立つ人になりたかったな。ただ、能力の限界もあるので努力したからって出来たかどうかは不明ですが、出来ないとも断言しないですよ!って。。。

さりげなく自己肯定感の強さをアピールしている不毛な時間があるのなら、

今の自分に出来ることをしなくてはいけませんね。



私は、植物に関わる仕事をしているので、植物の様子を参考にして個人レベルで

自然のサイクルに同期していこうと思っています。道を歩きながら、植物を見て土を見て、雨がしばらく降っていないから乾いてるなと思ったら、自分も乾いてるかもと考えて水をよく飲むようにしたり保湿化粧品をいつもより多めにしたり。



初めはよくわからなくても、植物の様子に自分を合わせてみるとだんだん実感が出てくるというか、気がつくようになってくるのです。こういう状態の時は満月近いよね、とか今は細胞に水が足りてないなとか。もちろん全てに気がつくまではいきません。



一緒に仕事をしている相棒は、気圧の変化に敏感です。

頭痛が始まりそうな感じがするから低気圧がくる、とか。私には気圧は全くわかりません。

鈍感なのかも知れないし、気圧の変化にあまり影響を受けないDNAなのかも知れません。



気圧だけじゃなくて、私の持っていないセンサーをたくさん持っているから面白い。

自分の持っていないセンサーを持っている人が近くにいると、自分のと合わせて情報量が2倍以上になって色々なことに役立ちます。



自然現象の中で、自分はどんなセンサーが敏感なのかなという興味を持って自己を研究してみることが自分を知るということにつながります。一人一人がそれを意識できるようになってくると、それぞれの感覚を持ち寄って、そのコミュニティーを強くすることが出来るようになります。



自然の法則がわかってくると、色々なことがとめどなく繋がっていることが腑に落ちて楽しいし、じゃあ、この法則はこっちに当てはまるかなと試してみることも楽しい。

一見無関係なことに思える事柄が、バッチリ同じ法則で繋がっていることを知ることもあれば、新たな法則を見つけ出すきっかけになったりもします。そうした知識は総合的にあなたの内側に蓄積され、いつしかバラバラだと思っていたピースが繋がり始め、自然に動き始めます。



そういった動きは、心の不調や体調不良を未然に防ぐことにもつながります。

外側も内側も連動して自動的に整ってくる。つまり、体の細胞が整い、生まれた時から備わっている調和の取れた自然の動きをするようになれば心も整ってくる、逆もまた真なり。

心が整えば体の細胞レベルも整ってくる。免疫力と治癒力も強化されるわけです。



そして、そうなると自分の手に負えるもの、負えないものもわかってくるので、

負えるものはギリギリまで自分の力で修復するようにして、

ここから先はダメだという時には無理をせず専門家や医師や薬など、人類が開発した素晴らしい技術の力を取り入れてください。なんでも自己免疫力や自然治癒力に解決させる必要はないと思っています。せっかく良いものがあるのなら取り入れていけば良いのです。


大切なことは、自分で舵をとって、自身の体に取り入れるものを決めることです。

自分に必要なものと不要なものを見極める力を身につけて、上手に活用することなのです。


 

そのためには、まず自分を知ることが必要です。

自分を知るための方法として、手始めに自然と同期してみてください。



「今自然とベアリング中」と思いながら軽く目を閉じて深呼吸するのもおすすめです。

どのくらいの長さ?という質問が来そうです。

あなたはどのくらいの長さベアリングすれば自然と同期できる?

こちらから逆に質問です。


自分の心地よいポイントを自分で見つけてみてください。

それが正解なのです。


で、それがどうして地球レベルの話につながるかと言うと、

自然から教えてもらって、自分の調子が整うことがわかるともう

自然なしではいられなくなってしまうのです。自然依存症。


私は、他人に依存するとか薬物に依存するとかはあまり良いことだとは

思いません。幸せに生きるっていう人生最大の目標から外れてしまう確率が高いから。


唯一依存しても良いと思っているのは自然。

無償の愛を注いでくれるのはこの美しい自然に満ち溢れた地球。


だから壊れてしまったりなくなってしまったら嫌だ、

だから大切にする。


でも自分が大切にしているのに、他の人が平気で壊すようなことをしていると

頭にきたり悲しくなったりするでしょう。そういう感情はともすると争いに発展します。

争いの感情は、心にも悪い影響を与え、体にも悪い影響を与え、ひいては細胞レベルに

傷をつけ、結果的には免疫力と自然治癒力を低下させます。先ほどと反対のループですね。


では、解決策は?

みんなが自然依存症になれば良いのです。


今の時代、サスティナブルだとおしゃれとか企業イメージがアップするからといった

お飾り感覚ではなく(お飾りであっても地球には良いことが起きると思っています。)

ひとりひとり全員、心から自然依存症。



長いですよね、先は長い。気が遠くなるしうまく行く気もしない。

こういってしまっては身もふたもないけれど、綺麗事じゃなくて本音です。



だから、1000里の道も1里から。最初の一歩がなければ1里もありません。


ただ、1人の一歩が伝播して1000人、100000人の一歩と繋がっていけば

距離は理論上は倍どころではなく乗で増えていくということですからね。

思っていたよりも意外に早く簡単に全員自然依存症になれそうです。


こうして、自分を守るというミニマムな、かつ超自分さえ良ければみたいなところから

始めたことが、地球を大切にして人類を存続させるという壮大なテーマに繋がっていくのです。


ぜひ、簡単なところから。

自然と自分を同期して、自分を守ってみてください。







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