自分でプロテクト その1
更新日:2020年3月1日
先日、私の暮らす葉山町にも感染者が出たということで、新型コロナウィルスがじわじわ身辺に忍び寄ってきていることを実感しています。
現代日本で、不安な時に検査してもらえない、病院に行っても手立てがない、このようなことがマスを対象に起きるとはあまり想像していませんでした。

今回から数回に分けて、今後も起こりうるこのような事態にどのように対処していけば良いか、私なりの考えをお伝えしていこうと思います。
今回のことで怖いのは、罹患した時にそれに効く薬がまだないこと。
ただひたすら安静にして、自分の体をウィルスが蝕むに任せて、そして重篤にならないことを祈るのみということと、自分が原因で他の人にうつしてしまったらどうしようという不安感です。
特に体に不調がなかった人はそれで済みますが、持病のある方や高齢者の方、小さな子供さんなどは本当に不安な気持ちを抱えていると思います。
この機会に感染症について知りたいと思ってある本を読んだのですが、
この世の中にはコロナウィルスに限らず、マラリヤ、デング、エボラ、ジカ、
たくさん恐ろしい感染症があって、その中には相変わらず特効薬のないものがあるということ。
これらの名前は、海外に行く際の空港や機内で目にするので知っていましたが、
すっかり他人事で自分には関係ないと思っていました。
けれど、いつでもそういった恐ろしい感染症にかかるリスクがあるんだと改めて思い知らされました。
ただ、日々を不安に思い続けて過剰に神経質になって生活していくわけにもいきません。
結局行き着くところは、自分の免疫力と自然治癒力を強化することが、自分と自分の周りにいる人たちをプロテクトすることにつながるのだと思います。
次回は、ヒトの体の免疫力と自然治癒力についてお話しします。