植物の力で免疫力をUPする その2
今回は自分軸をつくるという観点から、免疫力アップについてお話ししていきたいと思います。
長くなるので
数回に分けてお届けします。

本日のテーマ「気力を底上げする」
今やるべきことは
気力を底上げすること。
様々、本当に様々なことが起きていますね。真偽を問わず膨大な情報が溢れ出てきています。身を取り巻く状況が混沌としています。
Before コロナ
After コロナ
世界はまったく変わってしまうことでしょう。たくさん不安な気持ちになることでしょう。
今すべきことは気力を底上げすることです。
あれやこれや考えずにはいられません。よくわかります。
先の見えない今後のこと
事態がますます悪くなることしかないように感じてしまうかも知れません。
ネガティブループに陥らないでください。頭の中で現実には起きていない最悪の事態をシュミレーションしないでください。
最悪の事態をシュミレーションすることは大切ですが、その前にやるべきことがあるのです。
まず、自分の気力を底上げした上で
今後のことを考えましょう。
自分の気力がしっかりすれば
考えるべきことと考えなくても良いことを取捨選択できる冷静な判断力を持つことができます。
得体の知れない不安感をなくす、ではなく上手に受け入れることができるようになります。
気力を底上げする作業を行わずに今後のことを考えると、冷静な取捨選択を行うことができずにただ不安感に飲み込まれてネガティブループにはまってしまいます。
ネガティブループの入り口ではまだポジティブな考え方が入り混じっていて、感情を自分でコントロールできるので大丈夫です。自分自身をハンドリングできます。
あなたのハンドルを離さないでください。目の前に見えることに集中しましょう。
世界がどういう状況になっていても
あなたの現実はあなたの目に見えていることです。
脳は勘違いしやすい性質を
持っています。
声に出して
辛いね(共感)
よく頑張ってるね(励まし)
大丈夫だよ(安心感の提供)
と言ってみて下さい。
大丈夫なわけない
と考えないでくださいね。
これからの生活を力強く生きていく準備のためにまず自分自身を勘違いさせる作業を開始するのですから。
心と身体はパートナーです。
自分自身としてひとつであるし
別々の存在でもあります。
はっきり言えるのは
心と身体はものすごく強力なタッグを組んだ信頼できるパートナーであるということです。
お互い生まれた時からずっと一緒にいるのです。
口、耳、頭・・・小さな細胞に至るまでの身体のパーツ同士もそれぞれが強力なタッグを組んだパートナーであるということです。
心と身体
たくさんのパートナーシップ
その集合体が自分です。
信頼できる口という存在が発する音を耳が聴き脳に伝達する。
「大丈夫だよ」という言葉をキャッチして脳が神経に、細胞に、DNAに伝達する。
身体全体が「大丈夫だよ」という情報に沿って動き出す。
身体が整ってくると気力に底力が湧いてきます。
そうして気力に底力が湧いてくると
身体が整ってきます。
相互作用で心身ともに整ってきて
ポジティブループの入り口に立つことができます。
最初は意識してこれをやりますが
積み重ねていくうちにやがてオートマティックに全てが連動して動き始めます。
それはどんどん加速して
良い方向に進みます。
少し経って振り返ると、以前の自分とは違ってきていることに驚かされるでしょう。以前の自分が思い出せなくなるかも知れません。
そしてこのリズムに入っていくと、他者に依存することなしに強く楽しく生きていく力、自分軸が育ってきます。
私は植物から色濃く影響を受けて生きているので、その観点から発信できることを発信するのですが
この、気力を底上げする作業に植物の力を借りるとやりやすいです。
人間も植物も自然界の一部であるという考え方がベースになっています。
私たちのアトリエは逗子の山に囲まれた地域にあります。
古い一軒家でささやかな庭もあり
そこから山を眺めることができます。
毎日ここで仕事をしていると
世の中で起きていることが現実ではないような気がしてきます。
なぜなら
社会で何が起ころうとも庭や山には春の花が咲き、6月の紫陽花は日毎に力強く新芽を吹き出して、花を咲かす準備をしているからです。
2月のイベントで使った2mくらいのアセビを処分するのがかわいそうで井戸に挿しているのですが、アセビはそこで花を咲かせたのち今は新芽を出しています。
様々な情報が錯綜し先行き不透明で不安な気持ちに襲われそうな時期ですが、植物が粛々と生命力に溢れたエネルギーを炸裂させている様子を目にすると、例年通り変わらない自然の営みを実感してその安定感で心も満たされるのです。
家にいる時間が多くなり植物が身近にない環境にいる方は、ぜひ小さくて良いので鉢植えを手に入れてお世話してみて下さい。
情報や感情に流されることなく自然のリズムで淡々と成長していく植物がそばにあるだけで、それが生活の指針となってくれます。
ペットなどの可愛らしい動物に比べて生命として見落とされがちな植物ですが、彼らの生き方は私たちにとても素晴らしいギフトを与えてくれます。
次回はもう少し具体的に、自分をポジティブループに持っていく方法について書きます。